大井川じゃばらのマーマレード             大井川地域再生の公式サイト

花粉症対策に  今!!   注目されています。

 

『じゃばら』とは、ゆずの仲間でみかん属香酸柑橘に分類される柑橘類です。

和歌山県北山村が原産とされ、通常の柑橘より酸味や苦みが強い。

フラボノイドの一種であるナリルチンが多く含まれるの特徴があります。

 

 

 

 

ナリルチンの効果について

 

スギ花粉症の症状とQOLに対する「じゃばら」果汁の効果 

著者 湊口 信也 氏, 大野康 氏,  舟口祝彦 氏 

(掲載誌  臨床免疫・アレルギー科 = Clinical immunology & allergology / 臨床免疫・アレルギー科編集委員会 編)

 

私たちの取り組み

販売の背景

 

静岡県大井川流域では基幹産業であるお茶が茶価の低迷と高齢化に伴い耕作放棄地が増え続けてる課題があります。ゆずの仲間のじゃばらという柑橘が和歌山県で生産され、大学の研究結果で花粉症の症状緩和に効果を示したと報告されてから地域産物として村おこしをしている 

情報を得ました。また花粉のシーズンになるとメディアでもこれまでじゃばらが度々報道されるようになりました。一方島田市は近年観光施設もオープンし集客に寄与できる地元の特産品のニーズも高まっていると思われます。


私たちの取り組み

 

背景からの情報をリンクさせ、私たちは4年前から苗木の植え付けを開始し、獣害を受けながらも少量ながら収穫できるようになりました。諸々の情報から花粉症の緩和に効果示す有効成分は果皮に多くあるとのことから、加工品は果皮まで利用するマーマレードに加工しました。じゃばらは収穫時期がちょうどお茶栽培の閑散期にあたり、現在10軒ほどの農家さんに協力いただき、地元の加工所で製品化を行ってもらい、これから地元の観光施設で販売するという地域全体で特産物化し地域を元気にしようとする取り組みをしています。これにより耕作放棄地の減少に繋がれば、なお望ましい結果となります。

 


私たちのこれから

 

 じゃばら樹木はまだ幼木で収穫量も少ないですが、これから成木となると収穫量も増えます。今後はマーマレードのみならず100%果汁ジュース、果皮パウダーなどの品揃えに取り組みます。また島田市のふるさと納税品の一つにも加えてもらう計画をしています。

さらにじゃばら栽培に取り組んでくれる農家さんがたくさん加わっていただき、大井川流域が新しい産地となることを目指しています。

  

                           合同会社大井川地域再生 紅林 貢